出御(読み)シュツギョ

デジタル大辞泉 「出御」の意味・読み・例文・類語

しゅつ‐ぎょ【出御】

[名](スル)天皇皇后、また、将軍などを敬って、その外出、また、目下の者の前に出ることをいう語。おでまし。「皇帝出御する」
[類語]出席列席臨席顔出し参列参会出場出頭臨場親臨列座同席陪席相席同座お出まし加入加盟仲間入り参加参入参画参与入会飛び入り飛び込み出る加わる名を連ねる列する連なる末席を汚す

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精選版 日本国語大辞典 「出御」の意味・読み・例文・類語

しゅつ‐ぎょ【出御】

  1. 〘 名詞 〙 天皇・皇后、また、将軍などを敬って、その外出、または、臣下・家来の前に出ることをいう。おでまし。
    1. [初出の実例]「節会〈略〉天皇出御〈着靴、近仗称警蹕〉」(出典西宮記(969頃)一)
    2. 「一院崩御の御中陰をだにも過ぎさせ給はずして、出御ならん事、素意及びがたし」(出典:保元物語(1220頃か)上)

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