御忌祭(読み)オイミマツリ

デジタル大辞泉 「御忌祭」の意味・読み・例文・類語

おいみ‐まつり【御忌祭(り)】

祭りのための物忌みが、それ自体で祭事となったもの。山口県島根県などに多い。山口県下関市忌宮いみのみや神社では、氏子12月7日から15日まで、鳴り物夜業などを避けて謹慎生活をする。

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精選版 日本国語大辞典 「御忌祭」の意味・読み・例文・類語

おいみ‐まつり【御忌祭】

  1. 〘 名詞 〙 島根県松江市鹿島町佐陀宮内にある佐太神社で、一一月二〇日の夕方から二五日の夜半(古くは陰暦一〇月一一日から二五日まで)に行なう祭。神無月出雲に集まった諸国の神々をまつるもの。古くは、祭の期間中に出雲国内の他社神事をすべて停止し、神職以下は厳重な物忌みに服したところからいう。《 季語・冬 》

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