ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「御所山県立自然公園」の意味・わかりやすい解説 御所山県立自然公園ごしょざんけんりつしぜんこうえん 山形・宮城両県の県境にまたがる御所山 (船形山ともいう。 1500m) を中心とした自然公園。面積 135.15km2。 1951年指定。尾花沢市の南東部,東根市の東部を占める。前船形山,柴倉山,白髪山などから成る山塊と丹生川の峡谷を中心に,ブナの原生林,銀山温泉やテツギョ (鉄魚) のいる若畑沼などを含める。御所山の頂上はハイマツでおおわれ,かつては真言宗系の修験者たちの霊場であった御所神社がある。登山口としては,渓谷美の特にすばらしい尾花沢市鶴子口の層雲峡コース,雄大な山岳景観を探勝できる東根市観音寺口などがある。特に黒伏山の約 300mの大岩壁はロッククライミングの場としても有名。クマやテンなどの野生動物の多い地域。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by