御書所(読み)ゴショドコロ

デジタル大辞泉 「御書所」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐どころ【御書所】

平安時代宮中書物を管理した役所別当あずかり開闔かいこう覆勘ふっかんなどの職員を置いた。今の宮内庁書陵部にあたる。

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精選版 日本国語大辞典 「御書所」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐どころ【御書所】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代、宮中の書物を管理した役所。別当、預(あずかり)開闔(かいこう)覆勘(ふっかん)などの職員を置いた。御書の所。
    1. [初出の実例]「左大臣宣。件人身侍御書所」(出典類聚符宣抄‐延喜七年(907)四月二〇日)

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