御椀水母(読み)オワンクラゲ

デジタル大辞泉 「御椀水母」の意味・読み・例文・類語

おわん‐くらげ【×椀水母】

Aequorea》オワンクラゲ科のクラゲ。傘の直径は最大約20センチ。刺激を与えるとGFP(緑色蛍光たんぱく質)のはたらきにより、生殖腺が青白く発光する。この発光原理が分子イメージングなどに応用できるとして、平成20年(2008)、研究者の下村脩ノーベル化学賞受賞

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精選版 日本国語大辞典 「御椀水母」の意味・読み・例文・類語

おわん‐くらげ【御椀水母】

  1. 〘 名詞 〙 オワンクラゲ科の大形のクラゲ。各地沿岸にふつうに見られ、特に春から夏にかけて多数海岸に打ち寄せられることもある。傘は扁平で直径二〇センチメートルぐらい。寒天質が非常に多く、生殖腺と触手コバルト色中央の口は広く開いて周囲沢山の唇がある。生殖腺が発光する。

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