御殿模様(読み)ごてんもよう

精選版 日本国語大辞典 「御殿模様」の意味・読み・例文・類語

ごてん‐もよう‥モヤウ【御殿模様】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代御殿女中着物模様。主として中国故事、山水菊籬、舞楽小道具御所車檜扇などを図柄とし、刺縫友禅鹿子などを加えた上品なもの。後の江戸解。御守殿模様。
    1. [初出の実例]「いや、これは見事見事、〈略〉御殿模様(ゴテンモヤウ)鹿の子入り、やの字姿は又格別だ」(出典歌舞伎蔦紅葉宇都谷峠(文彌殺し)(1856)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む