デジタル大辞泉 「御所車」の意味・読み・例文・類語 ごしょ‐ぐるま【御所車】 1 牛車ぎっしゃの俗称。応仁の乱以後、禁中の大儀などだけに用いられるようになったところからいう。源氏車。2 紋所の名。牛車の車輪を図案化したもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御所車」の意味・読み・例文・類語 ごしょ‐ぐるま【御所車】 〘 名詞 〙① 牛車(ぎっしゃ)の俗称。応仁の乱以後、禁中の大儀などだけに用いられるようになったところからいう。源氏車。御所乗物。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「内裡様の嫁入(よめり)とは、ごしょ車の御入内、一度拝んだばっかり」(出典:浄瑠璃・傾城酒呑童子(1718)二)② 文様の名。牛車の車輪を図形化したもの。[初出の実例]「しろき肌かたびら地紅に御所車の縫ある振袖」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「御所車」の意味・わかりやすい解説 御所車【ごしょぐるま】 牛車(ぎっしゃ)の俗称。紋所の名でもあり,装飾画や小袖(こそで)には御所車の車輪を図形化した模様が好んで用いられた。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
デジタル大辞泉プラス 「御所車」の解説 御所車 京都市上京区に本社を置く和菓子店、老松が製造・販売する和菓子。白雪(はくせつ)こう(落雁の一種)で小倉餡を包み、木型で御所車の文様をつけた押紋菓子。北野風土菓のひとつ。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報