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御火焼き おひたき

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世界大百科事典 第2版の解説

おひたき【御火焼き】

御火焚きとも書く。霜月(旧11月)に行われた火祭。京都を中心に盛んに行われた。宮中をはじめ公卿,神社,民家などで庭火を焚く行事で,朔日(ついたち)の知恩院鎮守賀茂明神からはじまってほとんど連日にわたった。御火焼きは,夕方から夜にかけて行うことを常とし,松薪を井桁に組み上げ中央にササを立て,これに神饌を供え神楽や祝詞を奏してのち,新たにおこした浄火をササに移す。燃えあがったところへ神酒をかけて,爆竹を3度ならして終わった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の御火焼きの言及

【鞴祭】より

…その起りについて,知恩院の鎮守賀茂明神の祭りに始まるとの説があるが信じ難い。仲冬のころは日の光が衰えるころであり,これを復活させるために火をたいて祈念するというふうが古くからあり,〈御火焼き(おひたき)〉といって今も伏見稲荷をはじめ京都の諸社では盛んであるが,そうした信仰と,稲荷神が鍛冶神として信仰されだしたこととが相まって,火をもっぱら用いる職業者のあいだで成立したものと考えられる。【石塚 尊俊】。…

※「御火焼き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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