コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鞴祭(り) フイゴマツリ

3件 の用語解説(鞴祭(り)の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ふいご‐まつり【×鞴祭(り)】

多く11月8日に、鍛冶屋(かじや)鋳物師(いもじ)など、ふいごを使って仕事をする職人が、稲荷神または金屋子(かなやご)神を祭り、ふいごを清めて祝う行事。踏鞴(たたら)祭り。 冬》

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

鞴祭【ふいごまつり】

鍛冶屋鋳物師など鞴を用いる人びとが行う旧暦11月8日の行事。1日仕事を休んで鞴を清め,注連縄(しめなわ)を張って供物を供える。稲荷信仰と重なってお火焚(ひたき)が行われるところもある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ふいごまつり【鞴祭】

旧暦11月8日の行事。鍛冶・鋳物師・たたら師・白銀屋など,ふいごを使う職人のあいだで行われ,さらに風呂屋・のり屋・石屋など,広く火をたく職人のあいだにも普及していた。この日は天からふいごが降ってきた日だといい,業者はふいごにいろいろのもの,とくにミカンを供えて,これを集まって来る子どもたちにまいてやるふうがあった。京都を中心に盛んになり,のち江戸に移り,やがて全国的に広まった。その起りについて,知恩院の鎮守賀茂明神の祭りに始まるとの説があるが信じ難い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の鞴祭(り)の言及

【ふいご(鞴∥吹子)】より

…最も著名な国内の産地は大坂天満で,鞴屋町という町名があったが,ふいごのことを別名〈伝馬〉と呼んだのも,産地天満がなまったものである。旧暦11月8日には,ふいごを使う職人によって〈鞴祭〉が行われており,当日は仕事を休み,ふいごを清めて祭る民俗行事となっている。【葉賀 七三男】
[未開社会のふいご]
 未開社会で用いられている原始的な形式のふいごには,獣皮を縫い合わせて作った一つないし二つの皮袋を手または足で圧して送風する皮袋型,木製の円筒にピストンをしっかりはめたポンプ型,2枚の木板を獣皮でつないだアコーディオン型などがある。…

※「鞴祭(り)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

鞴祭(り)の関連キーワード新潟県村上市鋳物師福井県敦賀市鋳物師町長野県千曲市鋳物師屋岐阜県関市鋳物師屋滋賀県東近江市鋳物師町京都府福知山市鋳物師兵庫県伊丹市鋳物師山口県防府市鋳物師町

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone