精選版 日本国語大辞典 「御煎」の意味・読み・例文・類語 お‐せん【御煎】 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語。「せん」は「せんべい(煎餠)」の略 ) 煎餠の丁寧語。多く、女性や幼児が用いる。[初出の実例]「そのお煎を割って御覧遊ばすと、中に辻占(つじうら)がござりますぞえ」(出典:歌舞伎・裏表柳団画(柳沢騒動)(1875)二幕) お‐いり【御煎】 〘 名詞 〙 米や豆を煎り砂糖をまぶした菓子。三月の節句や四月八日の灌仏会(かんぶつえ)に多く作る。煎り菓子。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例