精選版 日本国語大辞典 「御生れ木」の意味・読み・例文・類語 みあれ‐ぎ【御阿礼木・御生木】 〘 名詞 〙 葵祭の前儀として行なわれる上賀茂神社の御阿礼祭、下鴨神社の御蔭祭で神霊の降臨を迎えるために立てる榊。古くはこれに彩色した布をたれ鈴をかけ綱をつけて人々が引いた。今日、上社では御休間木(おやすまぎ)、下社では御生木(ごしょうぼく)と呼ぶ。《 季語・夏 》[初出の実例]「みあれ木にゆふしで懸けし神山の裾野の葵いつか忘れん〈賀茂氏久〉」(出典:風雅和歌集(1346‐49頃)雑上・一四九八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例