御生れ木(読み)みあれぎ

精選版 日本国語大辞典 「御生れ木」の意味・読み・例文・類語

みあれ‐ぎ【御阿礼木・御生木】

  1. 〘 名詞 〙 葵祭の前儀として行なわれる上賀茂神社御阿礼祭下鴨神社御蔭祭神霊降臨を迎えるために立てる榊。古くはこれに彩色した布をたれ鈴をかけ綱をつけて人々が引いた。今日、上社では御休間木(おやすまぎ)、下社では御生木(ごしょうぼく)と呼ぶ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「みあれ木にゆふしで懸けし神山の裾野の葵いつか忘れん〈賀茂氏久〉」(出典:風雅和歌集(1346‐49頃)雑上・一四九八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む