御目通り(読み)オメドオリ

デジタル大辞泉 「御目通り」の意味・読み・例文・類語

お‐めどおり〔‐めどほり〕【御目通り】

[名](スル)
貴人にお目にかかること。拝謁。「お目通りがかなう」「大統領お目通りする」
貴人の面前
天晴あっぱれ御馬のさきに立ち、―にて高名感状取るべき」〈浮・武家義理・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「御目通り」の意味・読み・例文・類語

お‐めどおり‥めどほり【御目通】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 貴人、主君などの目のまえ。主君の面前。
    1. [初出の実例]「鑓(やり)一筋(すぢ)ひっさげて、天晴(あっぱれ)御馬のさきに立。御目(メトヲ)りにて、高名感状(かんてう)取べき」(出典浮世草子武家義理物語(1688)三)
  3. 貴人、主君などの目の前へ出て会うこと。
    1. [初出の実例]「御病室なぞへお目通(メドホ)りの相叶ふものではござらぬ」(出典:恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉二二)

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