精選版 日本国語大辞典 「御覧に」の意味・読み・例文・類語 ごらん‐に‐な・る【御覧なる】 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙① 「見る」の尊敬語。[初出の実例]「青木さんは鏡の前の置時計の方を御覧になる」(出典:桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉二〇)② 動詞の連用形に助詞「て」を添えた形について、補助動詞のように用いる。「…てみる」の意の尊敬語。[初出の実例]「御自分で直(ぢか)に調べて御覧(ゴラン)になるが好いぢゃありませんか」(出典:道草(1915)〈夏目漱石〉六一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例