徳叟宗智(読み)とくそう そうち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「徳叟宗智」の解説

徳叟宗智 とくそう-そうち

1657-1730 琉球の僧。
尚質王10年生まれ。臨済(りんざい)宗。真氏又吉家の出身。14歳で脱心祖穎(だつしん-そえい)について出家。25歳で日本にわたり,京都妙心寺首座(しゅそ)となる。帰国後円覚寺の住持を12年間つとめて隠居,後任の覚翁が同寺焼失の責任をとわれ流刑となったため,再度住持に任じられた。尚敬王18年9月23日死去。74歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android