徳操(読み)トクソウ

デジタル大辞泉 「徳操」の意味・読み・例文・類語

とく‐そう〔‐サウ〕【徳操】

固く守って変わることのない道徳心
「其の―を傷け、其の人物を下し」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「徳操」の意味・読み・例文・類語

とく‐そう‥サウ【徳操】

  1. 〘 名詞 〙 固く守って変わらない道徳心。
    1. [初出の実例]「近来貧国にて家士を挙用るの法を聞に〈略〉徳操の有不有に拘はらず、唯能く金銀を借出す者に貴官を授かると云ふ」(出典:経済要録(1827)一)
    2. [その他の文献]〔荀子‐勧学〕

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普及版 字通 「徳操」の読み・字形・画数・意味

【徳操】とくそう(さう)

徳義節操。〔高斎漫録〕司馬(光)、子瞻(軾)と、(とも)に香(かんば)しきを論ず。~曰く、奇に香し。~譬(たと)へば賢人君子、黔(けんせき)(黒白)美惡の同じからざるも、其の操一なるが如しと。

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