徳本行者(読み)とくほんぎょうじゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「徳本行者」の意味・わかりやすい解説

徳本行者
とくほんぎょうじゃ

[生]宝暦8(1758).6.22. 紀伊
[没]文政1(1818).8.10.
江戸一行院の浄土宗の僧。俗姓は田伏氏。天明4 (1784) 年往生寺大円について出家,のち諸国を行脚し,民衆教化に努めた。萩原,有田山などで草庵生活をおくり,念仏門弘道に励んだ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android