心匠(読み)シンショウ

デジタル大辞泉 「心匠」の意味・読み・例文・類語

しん‐しょう〔‐シヤウ〕【心匠】

心の中で思いめぐらすこと。心中工夫
「其本は皆中等の地位にある学者の―に成りしもののみ」〈福沢学問のすゝめ

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精選版 日本国語大辞典 「心匠」の意味・読み・例文・類語

しん‐しょう‥シャウ【心匠】

  1. 〘 名詞 〙 心の中でのくふう。心づもり。もくろみ。心ばえ。
    1. [初出の実例]「心匠択地。神仙譲居」(出典本朝文粋(1060頃)八・翫庭前水石詩序〈源順〉)
    2. 「秋なりせば、いささか心のはしをもいひ出べき物をと思ふぞ、我心匠の拙なきをしらぬに似たり」(出典:俳諧・笈の小文(1690‐91頃))
    3. [その他の文献]〔白居易‐書雕讚〕

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普及版 字通 「心匠」の読み・字形・画数・意味

【心匠】しんしよう

工夫。

字通「心」の項目を見る

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