心性院(読み)しんじよういん

日本歴史地名大系 「心性院」の解説

心性院
しんじよういん

[現在地名]関城町黒子

天台宗、本尊阿弥陀如来千妙せんみよう寺のもと塔頭で、養雲よううん院・積善しやくぜん院の南に位置する。開基の詳細は不明であるが、「曼表合行」という経典(曼殊院蔵)表題に「於心性院 宝徳四・五・八 長禅寺 二品亜相一廻」とあり、「尊勝浄水表白」の奥書も文正元年(一四六六)五月二八日に当院で心勝が記しているから、開基はそれ以前である。寛保三年(一七四三)の心性院分限帳(千妙寺文書)によれば、客殿・庫裏平地門・居屋敷があり、本尊の阿弥陀如来のほかに若柳わかやなぎ(現下妻市)の檀家から寄進された観音菩薩勢至菩薩などがあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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