心目(読み)シンモク

デジタル大辞泉 「心目」の意味・読み・例文・類語

しん‐もく【心目】

心と目。
美術は人の―を娯楽し」〈逍遥小説神髄
最も重要な点。
風友の中の―とす」〈三冊子・赤双紙〉

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精選版 日本国語大辞典 「心目」の意味・読み・例文・類語

しん‐もく【心目】

〘名〙
① 心と目。
明衡往来(11C中か)上本「心目所感言語道断者也」 〔宋之問‐緑竹引〕
② 最も重要な部分中心
※俳諧・三冊子(1702)赤双紙「是を専用の事として、名を地ごしらへと云ふ。風友の中の心目とす」

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普及版 字通 「心目」の読み・字形・画数・意味

【心目】しんもく

心のうち記憶。魏・文帝〔呉質に与ふる書〕頃(このごろ)其のし、(すべ)て一集と爲す。其の姓名るに、已に鬼と爲る。昔思するに、ほ心目に在り。而して此の子、して糞壤(ふんじやう)と爲る。復(ま)た(い)ふべけんや。

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