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心臓拡張 しんぞうかくちょう cardiac dilatation

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世界大百科事典 第2版の解説

しんぞうかくちょう【心臓拡張 cardiac dilatation】

心臓の内腔の容積が増大した状態をいう。心房では起こりやすく,治療によって復元しやすいが,心室の拡張は徐々に起こり,肥大をも伴い,高度になると復元しにくい。大動脈弁閉鎖不全などでは,正常の4倍以上も心室が拡大する。内径が拡張すると,同じ内圧でも壁にかかる張力は増大し,これがさらに拡張を助長する。心臓弁膜症などの心臓の病気や,極端な過労,貧血などによって,心臓に負担がかかることによって起こる。たとえば,僧帽弁狭窄症では左心房の血液が十分左心室へ流れなくなり,僧帽弁閉鎖不全では左心室の血流が左心房に逆流する。

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