必修科目(読み)ヒッシュウカモク

デジタル大辞泉 「必修科目」の意味・読み・例文・類語

ひっしゅう‐かもく〔ヒツシウクワモク〕【必修科目】

学生生徒が必ず履習しなければならない科目。⇔選択科目

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精選版 日本国語大辞典 「必修科目」の意味・読み・例文・類語

ひっしゅう‐かもくヒッシウクヮモク【必修科目】

  1. 〘 名詞 〙 中・高等学校大学で、生徒や学生が必ず履修しなければならない科目。必修教科
    1. [初出の実例]「必修課目(ヒッシウクヮモク)以外のものへも時々出席して見た」(出典三四郎(1908)〈夏目漱石〉三)

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大学事典 「必修科目」の解説

必修科目
ひっしゅうかもく

カリキュラム理念を実現するため,あるいは学習の連続性を保証するために,全員の履修が望ましい科目を必修として教育課程に位置づける科目。大学設置基準20条で「教育課程は,各授業科目を必修科目,選択科目及び自由科目に分け,これを各年次に配当して編成するものとする」と規定されており,その詳細は各大学の学科通則に記載される。教養教育では選択科目が多いが,学部専門科目では必修科目が多くなる。一般に理系学部では必修科目の数が多いが,学科により大きく異なる。たとえば,ある大学理学部生物学科の専門科目における選択科目は68単位のうち60単位であるが,物理学科では10単位である。さらに医歯薬系学部は免許取得に向けてカリキュラムが構成されるために,専門科目のほとんどが必修科目となる。
著者: 細川敏幸

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