忌部山古墳群(読み)いんべやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「忌部山古墳群」の解説

忌部山古墳群
いんべやまこふんぐん

[現在地名]山川町 忌部山

吉野川南岸、四国山地高越こうつ山系の斜面上、標高約二四〇メートルの非常に高所立地する後期古墳群。五基の古墳からなり、うち一号墳・二号墳・五号墳は昭和五一年(一九七六)からの三ヵ年に発掘調査が行われている。一号墳は、背面側の尾根をカットして墳丘の成形を行っており、墳丘径一〇メートル、その上部は流失していた。主体部に横穴式石室と、東側墳裾部に小竪穴式石室を有する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android