応手(読み)オウシュ

精選版 日本国語大辞典 「応手」の意味・読み・例文・類語

おう‐しゅ【応手】

  1. 〘 名詞 〙 囲碁で、相手の手を受けて次に打つ手。また、一般に物事の対策のことにもいう。
    1. [初出の実例]「悪手といふものは、相手方が応手をまちがへたときには、とたんに変じて強手となる」(出典:夷斎俚言(1951‐52)〈石川淳〉歌ふ明日のために)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「応手」の読み・字形・画数・意味

【応手】おうしゆ

手が動くにつれて。〔三国志、魏、典伝〕、手に十餘戟(げき)を持ち、大いに呼びてち、抵(あた)る、手に應じて倒れざる無し。

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