忿恨(読み)ふんこん

精選版 日本国語大辞典 「忿恨」の意味・読み・例文・類語

ふん‐こん【忿恨・憤恨】

  1. 〘 名詞 〙 怒り恨むこと。
    1. [初出の実例]「随煩悩と云は、忿恨(フンコン)共有り」(出典雑談集(1305)四)
    2. [その他の文献]〔漢書‐趙充国伝〕

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普及版 字通 「忿恨」の読み・字形・画数・意味

【忿恨】ふんこん

怒り恨む。〔鶴林玉露乙二、去婦詞〕李太白の去の詞、~古今以て唱と爲す。然れども余(われ)を以て之れをるに、特(た)だ忿恨決の詞のみ。豈に(〔詩〕)谷風去の詞に(し)かんや。

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