20世紀日本人名事典 「恩田和子」の解説 恩田 和子オンダ カズコ 大正・昭和期の婦人運動家 全関西婦人連合会理事長;朝日新聞記者。 生年明治26(1893)年11月1日 没年昭和48(1973)年7月20日 出生地東京 学歴〔年〕日本女子大学〔大正2年〕卒 経歴読売新聞記者を経て、大正6年大阪朝日新聞社社会部記者。8年大阪朝日の呼びかけで全関西婦人連が結成され、その中心として活躍。大正デモクラシーの高まりの中、毎年大阪で大会を開き、西日本の中産婦人諸団体、地域婦人団体を結集、朝日から組織独立した昭和2年には会員300万人。同年から7年にかけた婦選請願署名運動では理事長として東京の婦選獲得同盟との連携に努めた。16年解散で理事長を辞め、23年朝日を退職した。関西地方の女性記者の草分け。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「恩田和子」の解説 恩田和子 おんだ-かずこ 1893-1973 大正-昭和時代前期の新聞記者,婦人運動家。明治26年11月1日生まれ。「読売新聞」記者をへて,大正6年「大阪朝日新聞」の記者となる。8年全関西婦人連合会が結成されると,その中心となり,婦人参政権運動を推進。昭和16年の解散まで理事長をつとめた。昭和48年7月20日死去。79歳。東京出身。日本女子大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by