悪相(読み)あくそう

精選版 日本国語大辞典「悪相」の解説

あく‐そう ‥サウ【悪相】

〘名〙
① 恐ろしい人相。醜い顔つき。凶悪な顔。また、性質や運勢の悪さが表われている人
※太平記(14C後)二〇「終焉に是程の悪相(アクサウ)を現ずる事は」
② 不吉なきざし。縁起の悪い有様。非難すべき点。
※今昔(1120頃か)一「大地震動し〈略〉天より悪事の物降り、様々の悪相を現ず」
※評判記・色道大鏡(1678)四「ひたすらの下戸は傾城三つの悪相(アクサウ)の其ひとつにして、殊更にきらふ事なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「悪相」の解説

あく‐そう〔‐サウ〕【悪相】

恐ろしくて気味の悪い顔つき。醜い人相。
不吉な兆し。縁起の悪い現象。
「天より悪事の物降り、様々の―を現ず」〈今昔・一・一三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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