意指(読み)いし

精選版 日本国語大辞典 「意指」の意味・読み・例文・類語

い‐し【意指】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 意のあるところ。意図意向心ばせ
    1. [初出の実例]「『語類』『文集』に聖人の微意とある、をもしろい、意指のあることぞ」(出典:拘幽操辨(1686))
    2. [その他の文献]〔史記‐酷吏列伝〕
  3. 心で感じるところのもの。心にとまるもの。
    1. [初出の実例]「意指目撃、鸞を品し鳳を評す」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「意指」の読み・字形・画数・意味

【意指】いし

意の在るところ。意旨。〔史記酷吏、杜周伝〕君、天子の爲にを決す。三尺竹簡)の法に循(したが)はずして、專ら人指を以て獄を爲す。獄する、固(もと)より是(かく)の如きか。

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