デジタル大辞泉 「愛宕白山」の意味・読み・例文・類語 あたご‐びゃくさん【▽愛×宕白山】 [感]《「山城の愛宕権現と、加賀の白山はくさん権現よ、照覧あれ」の意》固い決意を表す誓いの言葉。あたごはくさん。「―、指もささば堪忍せぬと詰めかくる」〈浄・百日曽我〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「愛宕白山」の意味・読み・例文・類語 あたご‐はくさん【愛宕白山】 〘 連語 〙 ( 山城(京都)の愛宕権現と加賀国(石川県)の白山権現の二つの神の名に呼びかける誓いの言葉から ) 強い断定の意を表わす語。決して。まったく。必ず。あたごびゃくさん。[初出の実例]「わごりょのやうな憶病な者とつれだちて、よひ事がなひ、其つれな事はおいてくれひ、あたごはくさん申つうぜぬ」(出典:虎明本狂言・文山立(室町末‐近世初)) あたご‐びゃくさん【愛宕白山】 〘 連語 〙 =あたごはくさん(愛宕白山) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例