愛宕白山(読み)アタゴビャクサン

デジタル大辞泉 「愛宕白山」の意味・読み・例文・類語

あたご‐びゃくさん【×宕白山】

[感]《「山城愛宕権現と、加賀白山はくさん権現よ、照覧あれ」の意》固い決意を表す誓いの言葉。あたごはくさん。
「―、指もささば堪忍せぬと詰めかくる」〈浄・百日曽我

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愛宕白山」の意味・読み・例文・類語

あたご‐はくさん【愛宕白山】

  1. 〘 連語 〙 ( 山城(京都)の愛宕権現と加賀国石川県)の白山権現二つの神の名に呼びかける誓いの言葉から ) 強い断定の意を表わす語。決して。まったく。必ず。あたごびゃくさん。
    1. [初出の実例]「わごりょのやうな憶病な者とつれだちて、よひ事がなひ、其つれな事はおいてくれひ、あたごはくさん申つうぜぬ」(出典:虎明本狂言・文山立(室町末‐近世初))

あたご‐びゃくさん【愛宕白山】

  1. 〘 連語 〙あたごはくさん(愛宕白山)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む