愛本峡(読み)あいもときょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「愛本峡」の意味・わかりやすい解説

愛本峡
あいもときょう

富山県北東部,黒部川山間部から扇状地に流れ出る場所に位置する峡谷黒部市に属する。黒部峡谷宇奈月温泉より下流では埋積谷となり谷幅も広くなるが,愛本では山地が迫り小規模な峡谷を形成する。江戸時代初期に架橋された愛本橋ははね橋で,猿橋 (山梨県) ,錦帯橋 (山口県) とともに日本三奇橋の一つとされていた。毎年6月 21日に御影様迎えの祭りが行なわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む