慎み深い(読み)ツツシミブカイ

デジタル大辞泉 「慎み深い」の意味・読み・例文・類語

つつしみ‐ぶか・い【慎み深い】

[形][文]つつしみぶか・し[ク]心をひきしめて軽はずみな言動をしない。遠慮がちで控えめである。「―・く振る舞う」
[派生]つつしみぶかさ[名]
[類語]謙虚敬虔恭謙慎ましい慎ましやか恭しい遠慮深い低姿勢腰が低い控え目

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精選版 日本国語大辞典 「慎み深い」の意味・読み・例文・類語

つつしみ‐ぶか・い【慎深】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]つつしみぶか・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「つつしみふかい」とも ) ことの判断に慎重にあたるこころのさま。さしでて他人迷惑をかけたり、不作法なことをしないようにこころがけるさま。ひかえめなさま。
    1. [初出の実例]「惣じてつつしみふかき女郎は独臥事なし」(出典:評判記・色道大鏡(1678)四)

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