恭謙(読み)キョウケン

デジタル大辞泉 「恭謙」の意味・読み・例文・類語

きょう‐けん【恭謙】

[名・形動]慎み深く、へりくだること。また、そのさま。「恭謙態度で人に接する」
[類語]敬虔謙虚慎ましい慎ましやか慎み深い恭しい遠慮深い低姿勢腰が低い控え目

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精選版 日本国語大辞典 「恭謙」の意味・読み・例文・類語

きょう‐けん【恭謙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 慎み深く、へりくだった態度であること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「温良恭謙の徳を備へて」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉三)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐光武紀〕

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普及版 字通 「恭謙」の読み・字形・画数・意味

【恭謙】きようけん

つつしみ深く、ひかえめ。〔後漢書、皇后上、光武郭皇后紀〕況后の弟なるを以て貴重せられ、客輻輳(ふくそう)す。況、恭にして士に下り、頗(すこ)ぶる聲譽を得たり。

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