慧解(読み)エゲ

デジタル大辞泉 「慧解」の意味・読み・例文・類語

え‐げ〔ヱ‐〕【×慧解】

仏語智慧ちえによって物事を正しく理解すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「慧解」の意味・読み・例文・類語

え‐げヱ‥【慧解・恵解】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。智慧(ちえ)の働きによる一切の物事の正しい理解。
    1. [初出の実例]「幽谷応声、明星来影、自此慧解日新」(出典続日本後紀‐承和二年(835)三月庚午)
    2. [その他の文献]〔大集経‐四三〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「慧解」の読み・字形・画数・意味

【慧解】けいかい・え(ゑ)け

さとい。利口。〔晋書、鳩摩羅什伝〕龜(きじ)王、乃ち(せま)りて以て妻とす。にして羅什、胎に在り。其の母、解常に倍す。年七び、母に與(とも)に出家す。

字通「慧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android