憶説(読み)オクセツ

デジタル大辞泉 「憶説」の意味・読み・例文・類語

おく‐せつ【憶説/臆説】

根拠のない、推測に基づく意見。「ただの―にすぎない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「憶説」の意味・読み・例文・類語

おく‐せつ【憶説・臆説】

  1. 〘 名詞 〙 事実でなく推測や仮定に基づく意見。仮説。〔名語記(1275)〕
    1. [初出の実例]「世に射芸を説もの、強弓(つよゆみ)をもて勝れりとおもへり。こは武に疎きものの憶説(オクセツ)なり」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)残)

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