精選版 日本国語大辞典 「懸税」の意味・読み・例文・類語 かけ‐ちから【懸税】 〘 名詞 〙 上代、稲の初穂を、穂のまま青竹にかけて神に供えたもの。懸稲。神税(かんちから)。[初出の実例]「三郡国国処処寄せ奉れる神戸の人等の常も進るゆきの御酒・御贄・懸税(カケチカラ)千(ち)税(ちから)余(あまり)五百(いほ)税(ちから)を横山の如く置き足成して」(出典:延喜式(927)祝詞(出雲板訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例