成相郷(読み)ならいごう

日本歴史地名大系 「成相郷」の解説

成相郷
ならいごう

和名抄刊本・高山寺本ともに「成相」と記す。「日本地理志料」に「訓闕、按依讃岐成相郷、当読云奈良比」とある。元慶二年(八七八)夷俘反乱の時「向化俘地」の一つに助川すけかわがある(三代実録)助川岩見いわみ流域とみられ、成相はその流域の地域であろうか。


成相郷
ならいごう

「和名抄」高山寺本は「奈良井」、東急本は「奈良比」と訓を付す。現高松市中央部の香東こうとう川右岸にある成合なりあい町を遺称地とし、一帯に比定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む