日本歴史地名大系 「成顕寺」の解説 成顕寺じようけんじ 千葉県:流山市駒木村成顕寺[現在地名]流山市駒木諏訪神社から谷を隔てた北方に位置する。通法山と号し、日蓮宗。本尊は釈迦如来。成顕寺記(東葛飾郡誌)によると大同年中(八〇六―八一〇)空海の高弟桂伝の草創と伝える。「東葛飾郡誌」は建治二年(一二七六)の創建とし、初め真言寺院であったが、弘安年間(一二七八―八八)里正高市重次が深く日蓮宗に帰依し、日蓮の高弟日朗を請じて開祖として中興したと記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by