戚揚(読み)セキヨウ

デジタル大辞泉 「戚揚」の意味・読み・例文・類語

せき‐よう〔‐ヤウ〕【戚揚】

《「戚」はおの、「揚」はまさかりの意》斧とまさかり。斧鉞ふえつ。転じて、武器
「其の道十八里が間、干戈相挟み」〈太平記一一

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精選版 日本国語大辞典 「戚揚」の意味・読み・例文・類語

せき‐よう‥ヤウ【戚揚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「戚」は斧(おの)、「揚」はまさかりの意 ) 斧とまさかり。斧鉞(ふえつ)。古代中国で武器として用いた。のち、広く武器の意に用いる。
    1. [初出の実例]「其の道十八里が間、干戈戚揚(セキヤウ)相挟み」(出典:太平記(14C後)一一)
    2. [その他の文献]〔詩経‐大雅〕

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普及版 字通 「戚揚」の読み・字形・画数・意味

【戚揚】せきよう

斧と鉞、征伐の武器。

字通「戚」の項目を見る

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