…明代においても,鎖状の鉄を編んだ鎖子甲で,現代のTシャツ風のものを着用し,鉄製の兜には頂上に棒状の突起がついている。清代の兜は銅製が多くみられ,鎧に代わって〈戦袍〉と言われる刺繡をした布に多量の銅片を縫いつけた和服のようなものがあった。 甲冑の極盛は宋代であり,その後はむしろ装飾の意味がだんだん強くなった。…
※「戦袍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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