戮(読み)リク

精選版 日本国語大辞典 「戮」の意味・読み・例文・類語

りく【戮】

  1. 〘 名詞 〙 殺すこと。殺戮(さつりく)。また、刑罰。
    1. [初出の実例]「君、今より重き戮を受て門戸を滅してむとす」(出典:今昔物語集(1120頃か)九)
    2. [その他の文献]〔晉書‐衛瓘伝〕

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普及版 字通 「戮」の読み・字形・画数・意味

戮
15画

[字音] リク
[字訓] ころす・つみ・はずかしめる

[説文解字]
[金文]
[その他]

[字形] 形声
声符は(りょう)。に(りく)の声がある。〔説文〕十二下に「すなり」とあり、罪によって殺すことをいう。〔書、甘誓〕に「命を用ひざるは、に戮せん」とあり、一族を殺すことを孥戮(どりく)・戮没のようにいう。戮は・勠(りく)と通用することがある。

[訓義]
1. ころす、刑してころす。
2. さらす、屍をさらす。
3. つみ、刑罰。
4. と通じ、はずかしめる。
5. 勠と通じ、あわせる。

[古辞書の訓]
〔名義抄〕戮 アハス・アラハス・コロス・サク・キル・ニハカニ・ウツ

[語系]
戮・・勠liukは同声。それぞれの義に通用することがある。

[熟語]
戮殃▶・戮害▶・戮挫▶・戮殺▶・戮尸▶・戮死▶・戮屍▶・戮笑▶・戮辱▶・戮臣▶・戮人▶・戮撻▶・戮誅▶・戮没▶・戮民▶・戮滅▶・戮余▶・戮力▶
[下接語]
夷戮・嬰戮・枉戮・殃戮・横戮・糾戮・刑戮・顕戮・殺戮・残戮・受戮・大戮・誅戮・殄戮・戮・孥戮・討戮・縛戮・貶戮

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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