精選版 日本国語大辞典 「戯狂言」の意味・読み・例文・類語 おどけ‐きょうげん‥キャウゲン【戯狂言】 〘 名詞 〙① 滑稽な即興的内容の芝居。にわか狂言。[初出の実例]「竹田の芝居おどけ狂言に猿が島の敵討をして大に当りし時」(出典:南水漫遊初編(1820頃)三)② 歌舞伎の年中行事の一つとして、稲荷祭の余興に演じた芝居。主として上方(かみがた)で、役者の金剛(こんごう)、あるいは表方が演じた。初午狂言。〔戯場楽屋図会(1800)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例