…このように,劇場の興行は一種の年中行事のような約束を踏まえて運営されていたのである。 上記の興行のほかに,正月1日の仕初め(しぞめ)(式三番叟),2月初午の稲荷祭,5月28日の曾我祭,6月の土用休み,9月12日の世界定め,10月17日の寄初(よりぞめ),12月10日ごろの顔見世狂言舞納(まいおさめ)などを加えて,〈芝居年中行事〉と呼んでいた。 劇場が毎月一興行を行うようになったのは大正以後のことで,松竹は専属俳優を毎月出演させる慣習を作った。…
…近世には商業神として町人の信仰をあつめ,全国津々浦々に勧請され,稲荷講信者の稲荷山登山は絶えず,山中いたるところに信者の守護神(御眷属)が数千ヵ所もまつられて壮観を呈する。現在,おもな祭礼には稲荷祭のほか1月5日の大山祭(注連張(しめはり)神事),同12日の奉射祭,2月の初午大祭,11月8日の火焚祭,12月初申の御煤(すす)払祭があるが,とくに初午の祭はすでに平安朝より有名である。稲荷信仰【村山 修一】
[稲荷祭]
毎年4月20日に最も近い日曜日に神幸祭があり,5月3日に還幸祭が行われる。…
※「稲荷祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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