戸襖(読み)トブスマ

デジタル大辞泉 「戸襖」の意味・読み・例文・類語

と‐ぶすま【戸×襖】

板戸襖紙を張った建具

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精選版 日本国語大辞典 「戸襖」の意味・読み・例文・類語

と‐ぶすま【戸襖】

  1. 〘 名詞 〙 建具の一つ。板戸の表側に紙または布を張って襖のようにしたもの。
    1. [初出の実例]「無地の戸襖(トブスマ)の脇に掛けたる暖簾の下より」(出典浮世草子好色万金丹(1694)五)

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リフォーム用語集 「戸襖」の解説

戸襖(ふすま)

出入り口に建て込む両面襖で、和室洋室の取合に設ける襖戸。廊下や洋室側になる片面合板やクロス張りなどで板戸に仕上げ、和室側は襖紙を張って襖に仕上げられる。表面仕上材が違うために、建具の反りが発生することがある。

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