戸隠そば(読み)とがくしそば

事典 日本の地域ブランド・名産品 「戸隠そば」の解説

戸隠そば[加工食品]
とがくしそば

北陸甲信越地方、長野県の地域ブランド。
長野市戸隠地区で製造されている。戸隠そば歴史は、平安時代に遡るという。修験道道場として知られた戸隠では、修験者たちによって蕎麦の実をつぶして粉を湯に溶いたそばがきが昔から食べられていた。現在のそばは、江戸時代に伝わったという。山の澄んだ伏流水を用いて、風味のあるそばがつくられる。5つにわけて笊に盛るボッチ盛りを特徴とする。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「戸隠そば」の解説

戸隠そば

長野県長野市戸隠の郷土料理。挽きぐるみの蕎麦粉を用いた蕎麦で、薬味には戸隠大根を使い、独特の“ぼっち盛り”という盛り付けで供される。添え物の天ぷらには地元産の山菜をふんだんに用いる。

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