房忠(読み)ぼうちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「房忠」の解説

房忠 ぼうちゅう

832-893 平安時代前期の僧。
天長9年生まれ。興福寺学僧。法相(ほっそう)宗。元慶(がんぎょう)6年維摩会(ゆいまえ)講師(こうじ),7年宮中御斎会(ごさいえ)などの講師をつとめる。仁和(にんな)2年興福寺別当となった。少僧都(そうず)。寛平(かんぴょう)5年7月21日死去。62歳。伊勢(いせ)(三重県)出身俗姓藤原

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android