手が離れる(読み)テガハナレル

デジタル大辞泉 「手が離れる」の意味・読み・例文・類語

はな・れる

仕事がかたづいて、自分関係がなくなる。「長くかかわってきた仕事から―・れる」
子供が成長して、世話が必要でなくなる。「やっと子供から―・れた」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手が離れる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 が 離(はな)れる

  1. 物事が一段落したりして、その仕事をしなくてもよくなる。関係がなくなる。
    1. [初出の実例]「手(テ)がはなれたら熱燗一杯呑まして貰ひたい」(出典:歌舞伎・夢物語盧生容画(1886)七幕)
  2. 子どもが成長して、世話に手数がかからないようになる。
    1. [初出の実例]「子供の手が離れたのである会社にパートで働きに出ています」(出典:男の遠吠え(1974‐75)〈藤本義一〉人生感覚)

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