手代木勝任(読み)てしろぎ かつとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「手代木勝任」の解説

手代木勝任 てしろぎ-かつとう

1826-1904 江戸後期-明治時代の武士,官吏
文政9年3月9日生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)藩士松平容保(かたもり)につかえ,安政6年監察となり,のち京都会津藩公用人を兼務。奥羽越列藩同盟を推進し,戊辰(ぼしん)戦争後は美濃(みの)(岐阜県)などに幽閉される。明治4年ゆるされ,香川県・高知県権参事などをつとめた。明治37年6月3日死去。79歳。本姓は佐々木通称は直右衛門(すぐえもん)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android