手刺(読み)てさし

精選版 日本国語大辞典 「手刺」の意味・読み・例文・類語

て‐さし【手刺】

  1. 〘 名詞 〙 手の甲をおおう布。腕貫(うでぬき)
    1. [初出の実例]「民子は手指(テサシ)を佩いて股引も佩いてゆけと母が云ふと」(出典野菊の墓(1906)〈伊藤左千夫〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「手刺」の読み・字形・画数・意味

【手刺】しゆし

名刺手書きの名刺。〔老学庵筆記、三〕元豐の後、んに手刺を行ふ。に銜(官位)をせず。~皆手書す。(軾)・(庭堅)~も皆然り。今ほ之れをするり。

字通「手」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android