手習い塾(読み)てならいじゅく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「手習い塾」の意味・わかりやすい解説

手習い塾
てならいじゅく

文字の書き方を教える所。手習い所ともいう。庶民初等教育の機関。寺子屋一種で,江戸などでは幼童筆学所,手跡指南などの看板を掲げ,教師は手習師匠と呼ばれた。師匠は幕臣・藩士・浪人書家・医者・神主僧侶町人などや,女性の場合もあった。子供の教育に対する親の熱意が高まった 19世紀には都市のみならず,農村にも寺子屋が普及している。江戸では幕府のひざ元ということから,教育の方法に関する規制も行なわれたが,地方では花見などにそろいの浴衣 (ゆかた) で見物に出かける師匠もあった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む