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手習い塾 てならいじゅく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

手習い塾
てならいじゅく

文字の書き方を教える所。手習い所ともいう。庶民の初等教育の機関。寺子屋の一種で,江戸などでは幼童筆学所,手跡指南などの看板を掲げ,教師は手習師匠と呼ばれた。師匠は幕臣藩士・浪人・書家・医者・神主・僧侶・町人などや,女性の場合もあった。子供の教育に対する親の熱意が高まった 19世紀には都市のみならず,農村にも寺子屋が普及している。江戸では幕府のひざ元ということから,教育の方法に関する規制も行なわれたが,地方では花見などにそろいの浴衣 (ゆかた) で見物に出かける師匠もあった。

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