手習ふ(読み)テナラウ

デジタル大辞泉 「手習ふ」の意味・読み・例文・類語

て‐なら・う〔‐ならふ〕【手習ふ】

[動ハ四]
字を書く練習をする。習字をする。
「この二歌は…―・ふ人のはじめにもしける」〈古今仮名序
心に浮かぶ古歌などを無造作に書き記す。
木幡の里に馬はあれどなど、あやしき硯召し出でて、―・ひ給ふ」〈浮舟

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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