才子才に倒れる(読み)サイシサイニタオレル

デジタル大辞泉 「才子才に倒れる」の意味・読み・例文・類語

才子さいしさいたおれる

才子は、自分才知を過信するあまり、かえって失敗しがちである。
[類語]策士策に溺れる木登りは木で果てる川立ちは川で果てるすいが川へ陥る芸は身の仇小智は菩提ぼだいの妨げくんは香を以て自ら焼く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「才子才に倒れる」の意味・読み・例文・類語

さいし【才子】=才(さい)[=策(さく)]に=倒(たお)れる[=溺(おぼ)れる]

  1. 才子は自分の才知や学問を頼むあまりにかえって失敗しがちである。
    1. [初出の実例]「また反面、才子策に溺れるという感じが無きにしもあらずです」(出典:道(1962)〈庄野潤三〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む